Nico 心の天気 不登校から通信制高校へ

小中と不登校のNicoが通信制高校に進学。

子どもにプロテイン ~ごはんの量が少ない子 食べられない子 ~

こんばんは。

今日は風の強い寒い日でしたね。

今日のNicoは、心のクリニックの診察日でした。

前の診察の時に、薬がセロクエルから、トリプタノールに変更になったので受診間隔が1週間でした。

薬が変更後の経過は、またブログに改めて記載します。

 

Nicoにプロテイン

 

 Nico(5年)は、学校に登校が出来なくなってから、食欲は減り、一時期はほとんど食べない、食べられない状態でした。

何とか生きていくのに必要な分だけ、無理やり食べさせている状態です。

身長は130cm、体重は21kg。

見た目は、細いというだけでなく病的な感じでした。

 

私は、食事にこだわらず、食べられるものなら何でもいいから食べて欲しい、おやつ、プリン、ゼリー、果物とNicoの口にこまめに運んで、血糖値を上げようとしていました。でも、それではやっぱり不健康です。

 

そこで、思いついたのが「プロテイン」でした。

 

子供にプロテインを飲ませる事

プロテインは、あくまで栄養補助食品です。

栄養をとれる普段の食事が一番大事です。

 

でも、そんな食事をとれないNicoにとっては「プロテイン」は、食事の代わりとしてバランスよく栄養がとれる有難い食品です。

 

今も食事量が、普通の子より大分少ないNicoが1日一杯飲んでいるのは、「カーブス プロテイン」です。

女性だけのフィットネス カーブスの会員だけが購入できる商品です。Nicoのおばあちゃんが購入していて、おすそ分けをもらい飲み始めました。

 

通常は、100mlの水にプロテインをスプーンで2杯入れシェイクですが、Nicoは、牛乳70ccにスプーン2杯のココア味プロテインを溶かして飲んでいます。

配合が異なるのは、飲む量が多いとのみ残す、ココア味が濃い方が美味しいとNicoが言うからです。

私も飲みましたが、味はお世辞抜きで美味しいです。思わず「おかわり」と言ってしまう美味しさです。

 

子供にプロテインって心配

 

大人用プロテインを子どもに与えるのは心配ですよね?

私も心配しました。

でも、成分を調べ、自分で納得した上でNicoに飲ませています。

なので、興味がある方は、自分で成分を調べ納得してから、親の判断で飲ませるべきだと思います。

 

プロテイン=タンパク質は過剰摂取により、腸、肝、腎などの消化吸収にかかわる器官に負担が多くかかります。

なので、普通に食事がとれている子にプロテインを与えるのは注意も必要だと思います。

 

私の解釈ですが、大人用プロテインの位置づけは薬ではなく食品です。

なので、パッケージの注意事項に子どもに関しての記載がなければ、年齢に関係なく飲んでも大丈夫だと考えています。

心配な方は「ジュニアプロテイン」という商品もありますよ。

 

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 プロテインって背が伸びなくなるんじゃないの?

 

プロテインって聞くと、以前は筋肉がついて背が伸びなくなる?というイメージがあったような気がします。

 

それは、間違いです。

 

何故、良質なたんぱく質をとって背が伸びなくなるのか?

変だと思いませんか?

一昔前は、プロテインと言えば筋肉モリモリに憧れた人の飲み物であり、その方たちが筋肉をつけるトレーニング方法をしていたから、筋肉がつくイメージから背が伸びないという誤りがうまれたのかもしれませんね。

 

逆に、プロテインの摂取により、背が伸びる可能性のが大きいと思います。

 

プロテインの中には、 子供の身長を伸ばすのに必要なタンパク質、ビタミン、ミネラル、カルシウム、マグネシウムがたくさん入っているからです。

 

もちろん、プロテインを摂取しなくても食事からバランスよく必要な栄養素をとれば変わりはありません。 

でも、このバランスよくって難しいと思うのは私だけ?

 

ジュニアプロテインとカーブスプロテインの違い

ジュニアプロテインには、子どもに不足しがちなビタミン、鉄、カルシウムが添加されています。

1食分で内容を比べてみたいと思います。

熱量                74kcal  (75.8kcal)

タンパク質     8.4g  (14.9g)

脂質              0.8g (0.48g)

炭水化物         8.2g (3g)

ナトリウム     100mg(80.6mg)

ビタミンB1    0.46mg(0.76mg)

ビタミンB2    0.54mg(0.88mg)

ビタミンB6    0.46mg(0.91mg)

ビタミンB12  0.8~3㎍(3㎍)

かっこの外がジュニアプロテイン、かっこの中がカーブスプロテインに含まれる含有量です。

ジュニアプロテインだけに含まれるものは、カルシウム500mg、鉄4.6mg、ナイアシン7mg、葉酸90㎍、パントテン酸2.4mg、ビタミンD 2㎍です。

カーブスプロテインだけに含まれるののはビタミンC 30.1mgです。

 

食事量が少ないNicoには、カーブスプロテインだとカルシウム、鉄、葉酸が足りないことがわかりました。なので、ジュニアプロテインの方がいいのかもしれません。

一食に含まれるタンパク質は、カーブスの方が14.9-8.4=6.5gと多く、カロリーは同じぐらいです。

 

我が家は、Nicoがカーブスプロテインの味を気にいっている、何よりおばあちゃんのおこぼれ頂戴なのでカーブスプロテインに軍配が上がってます(⌒∇⌒)。

 

 

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 足りない鉄、葉酸、カルシウムは、グミサプリとカルシウムウエハスで補っています。

 

Nicoは、食事をとれずにいた期間は生きるためだけのエネルギーしか摂取できていなかったようで、半年間ほど身長が全く伸びませんでした。もともと背が小さいほうでしたが、みんなとの身長差が広がりました。

プロテインの摂取を始めてから、効率よくタンパク源を摂取でき、身長も驚くほど伸びています。

栄養って大事なんですね。

身長について、明確な数値を示せれば良かったのですが、示せる数値がなくて・・・。学校に行っていないと身体測定もないので・・・。

 

食事量が少ない、食事をとりたがらない子にプロテインいいですよ。 

 


 

1日に必要なタンパク質   食事摂取基準

タンパク質 食事摂取基準

必要量 40g/日  推奨 50g/日(11歳)

 

1日の中でタンパク質は40g~50g 必要です。

 

Nicoは、プロテインのおかげで、50-14.9=35.1g のタンパク質をとれば達成ですね。

食事量が少ないNicoに手軽にとれるタンパク質は納豆です。

納豆 1パックにはなんと12.4gものタンパク質が含まれています。

おすすめです。

 

最後に

親は、子供がご飯を食べないと心配になると思います。でも、食べられない子に食べなさいと言うのは、時として子供を苦しめる言葉なのかもしれません。

Nicoは保健センターの栄養相談に行きたいと自分から言いだし、食べたいのに食べれないと真剣に相談をしていました。

Nicoが受けたアドバイスは、ご飯の時間にこだわらず、こまめに分けて食べてみるでした。 Nicoは、そのアドバイスを受けチョコチョコ食べをしていましたよ。

今は、そのころより食べられるようになったので、ご飯の時間に食べています。

 

 

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