Nicoが不登校になって
小学5年のNicoが、3年生から不登校になって2年3カ月いろいろなことをやってきました。
Nicoが学校に行けなくなって、じっとしていられない私はいろいろな原因を考え始めました。
あのころのNicomamaは、まさに四六時中、頭から不登校のことが離れず、不安でいっぱいで、押しつぶされそうで、「これっ」ていう答えが欲しかったんだと思います。
そこで、 アスペルガーを疑い発達検査を申し込むことにしました。
でも結局は、私が答えを出したかっただけで、
それに意味があったのか?
Nicoに嫌な思いをさせたのではないか?
という思いだけが、私の中に残っています。
Nicoについて
Nicoは、一人でいることが好きなタイプ。
幼稚園のころは、
砂遊びが大好きで、誰かと一緒にしているような、していないような感じでした。
小学1、2、3年のNico の休み時間の過ごし方は、クラスにある本を一人で読んで過ごしていたそうです。
Nicoに聞いたら、びっくりすることに、運動場に出て遊んだことは一度もなかったそうです。
Nicoは、人と交わらないから、幼稚園でも小学校でも特に問題になってきませんでした。
でも、学校に通っているころから、私は少しNicoのことが心配?気になっていました。
家庭訪問のたびに、先生からみてNicoはどうですか?
お友達関係で気になることはないですか?
と、聞いていました。
どの学年の先生も
「気になったことはない。一人でいることは多いですが、普通にお友達と話をしたりもしています。」
との返答でした。
発達検査の結果
言語性と動作性のIQに30以上の開きがあり、言語性が優位でした。
臨床心理士さんから伺った話では、言語性が優位だと、理解力は高く、頭の中で出来てることが、実際の行動では出来ない、伴わないことが多く苦しい=生きづらい そうです。
言語性と動作性に差があるだけでは、発達障害と診断は出来ないそうで、心のクリニックの先生に結果を見てもらいましたが、個性の範疇だと言われました。
個性の範疇って、グレーゾーンってことなのかな?と、結局モヤモヤして私の気持ちはすっきりしませんでした。
検査を受けてみてわかったことは、アスペルガーだったとしても、個性の範疇だったとしても、Nicoであることにはかわりなく、私たち親のすることは何も変わらないということでした。
今となっては、何のために受けた検査だったのかしら?
私は、何がしたかったのかしら?です。
Nicoには、発達検査を説明なしに受けさせることは不可能だったので、受ける前に発達障害である可能性も話しました。
Nicoはどういう気持ちで私の話を聞いていたのでしょうか?
とても、心配です。
不安だと、いろいろな事を考え行動に移したくなりますが、立ち止まることも必要なのかもしれません。
・不登校の原因をさがす
・登校しぶりの原因をさがす
原因さがしをすることよりも、もしかしたら、目の前にいる子どもが、今、何をして欲しいと思っているのかを考えることが、大事なのかもしれません。
抱き締めて欲しい、一緒に遊んで欲しい、話を聞いて欲しい、見ていて欲しいなど。
ブログを書きながら、Nicoは、今、何をして欲しいのかな?とふと思いました。
明日は、Nicoがして欲しいことをひとつ見つけてみようと思います😄
(発達検査を受けることが意味がないとは思っていません。結果として、Nicoと私には必要がなかったと感じてるだけです。ご理解ください。)
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