おはようございます。
Nicoは、昨日は、お留守番アルバイトの日でした。
朝、私が家を出るときは、寝ていたので、お手紙を書いて仕事に出かけました。
仕事を終えて、13時半に家に帰ると、Nicoがパジャマのままでいて、負のオーラが・・・。
心の調子が悪いようです。
Nicoの心の天気は「雷」でした。
Nicoは、やるべきことが出来なくて、自分への怒りが私のほうへ・・・。
不登校初期のころを思い出しましたよ。
あのころは、どんだけ、意味なく罵られたか・・・。
Nicoのふつふつと湧き出る怒り、爆発
Nicoは、不登校になる前、不登校になった後と、怒りの感情のコントロールが全く出来ない時がありました。
不登校のお子さんがいると、当たられ、罵られる時期ってありませんか?
学校に行っているときは、
「○○ちゃんが通学路じゃない道で帰ってった!」
「○○くんが人の敷地に入ってた。」
とりあえず些細なことでイライラ。
それだけなら、いいんです。
問題は、家に帰ってからも、私に話しながら、怒り、興奮し、普通の状態に戻れなくて。(1~2時間激しく怒ってます。)
そのころの私は、Nicoの怒りを何とか早く納めようといらぬ助言をし、怒りをあおってました。
「言っても聞かない子はほっときな。」とかの意味ない助言です。
この私の投げやりな、何とか納めたいその場限りの助言は、「火に油を注ぐ」状態です。
Nico「ママのせいで余計イライラする。ママのせいだ~!!」
「私が苦しいのは全部ママのせいだ~!!」
と泣き叫び、足にまとわりつき離れません。
こんな意味のない?やり取りで毎日を過ごしていました。
人に一方的に罵られるって、かなりのダメージをうけますね。
認知行動療法 ~怒りのコントロール~
認知行動療法ってしっていますか?
私は、何となく聞いたことあるという程度でした。
「 認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。」
下記のURLより抜粋させて頂きました。
http://cbt.ncnp.go.jp/guidance/about
Nicoに認知行動療法を試してみたくなり、調べるといい本がありました。
著 ドーン・ヒューブナー
本の前書きです。
子供がわかりやすいように、ユーモアたっぷりにかかれています。
絵本感覚です。
認知行動療法をおこなってみて
Nicoに効果があったのか?と聞かれると、「効果があった。」と断言はできません。
ただ、Nicoの側にいる私には勉強になりました。
Nicoの怒りを対処する上で、「Nicoは今こういう状態なんだな。」というのが把握できるようになり、無理に早く怒りを消火しようとはしなくなり、逆に、早く消火できるようになりました。
認知行動療法Nicoの感想
3年生のころに行った認知行動療法を5年のNicoに聞いてみました。
Nicomama「この本を読んで、やってみて、どうだった?役にたってる?」
Nico「この本は、もう読みたくない。嫌なことばかり言われてる気になる。」
本の中には、
「自分を怒らせるのは自分だけ」
「忘れないでほしい。きみは、ほかの人がすることをコントロールできないんだ。」
もちろん、ユーモアたっぷりに描かれているので、私は、たいていの子は問題ないと思います。
Nicoは、人の心を深読みするタイプなので、心に重くのしかかったのかな?
最後に
認知行動療法は、Nicoの意見は別として、私は効果があったと思います。
Nicoに2年前に読んだ本の感想を聞いて、すぐに返答があったということは、効果が多少なりともあったからだと思います。
我が家は、「怒りのコントロール」と「寝れない夜とさよならする方法」を読みましたが、ほかにも、「心配の追いはらいかた」「こだわり頭のほぐしかた」「後ろ向きな考えの飛びこえ方」「悪いくせのカギのはずし方」などシリーズがあります。
興味があれば、試してみることをお勧めします
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