おはようございます。
昨日のNicoの心の天気は「曇り」でした。
まずまずです。
Nicoの精神状態は、今までも良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら、ほんの少しずついい方法に向かっていっていたので、今は悪い時期なんだと思って見守ります。
今日、Nicoの学年は社会見学です。
欠席を伝えてありますが、Nicoは参加出来なかったことで自分を責めているんだと思います。
Nicoの怒り 絶頂期
Nicoは、学校に行けなくなる前と4年生(不登校になって半年過ぎたぐらい)に感情のコントロールが全く出来ない時期がありました。
Nicoの性格は、ものすごく真面目です。
やらなければいけない事があるのに出来ない自分への怒りが溜り、頻繁に周りにも飛び火する火事を引き起こしていました。
その火事の被害は、最初に弟のFree(当時年長)に異変として起こりました。
Nicoは、Freeが普通に会話をするだけで「うるさい!何でそんなに声が大きいの!」と怒鳴り。
Nicoの隣に座るだけで「隣に何で座るの?Freeのいじわる。」と怒鳴る。
Freeが何をしていても怒り、怒鳴りました。
Nicoが、私を罵ると、Freeは顔を下に向け両耳を手で、ふさぐようになっていました。
こんな家にいたくないですよね?
そう、Freeは、幼稚園の降園後に家に帰りたくないと言うようになりました。
そう、Freeは、幼稚園の降園後に家に帰りたくないと言うようになりました。
Freeは、限界だったんだと思います。
Freeも私も幸い、周りの人に恵まれ、幼稚園の終わった後に、いろんな子の家で遊ばせてもらうことが出来たんです。
本当に助けられました。
Freeの心が壊れなかった、トラウマにならなかったのも、自分をいつでも受け入れてくれる友達、人がいると思えたおかげだと思います。
ありがとうございました。
そのころ、Freeだけでなく私の心も限界に近づいていました。
Nicoの主治医の心の先生に、Nicoを入院させる相談をしたことがあります。
Nicomama 「心の病気の人が入院する、させる基準はありますか?私は、毎日当たられ、罵られ一緒にいるのがもう苦しいです。」
心の先生 「いつでも、Nicoちゃんを入院させることは出来ます。入院の基準というものはなくて、ご家族が家で世話をするのが限界に達したときに入院になります。お母さんがもう限界と感じた時にすぐ連絡ください。すぐに入院先をさがして紹介します。」
実際に、Nicoを入院させることはありませんでしたが、先生の言葉で何とか持ちこたえることが出来ました。
10月24日 心のクリニックの診察の時に、先生から思いがけない言葉を頂きました。
前回受診時のうつ重症度の点数表を改めて見ながら
心の先生 「一番悪い時から比べれば、Nicoちゃんすごく良くなってるね。Nicoちゃんもよく悪い時を耐えたけど、お母さんもよく耐えましたね。医者は治すのが仕事だけど、ご家族の協力がないといい方向には、なかなか進まないんですよ。頑張りましたね。」
心の先生 「まだ、時間はかかると思いますが、焦らずにいきましょう。」
そんな思いがけない言葉に、私は先生の話しを聞きながら、嬉しくてぽろぽろ泣いてしまいました。
そうそう、勝手者のNicoは、観たいテレビがあるという理由で診察には行かなかったんです。そのお陰?で先生からお褒めの言葉を頂きました。
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